悩まれている方へ

《 踏み出す勇気 》

【 弱さと強さ 】
  弱ければ護れないものがある、強ければ護れるものがある。
  弱ければ逃げる事しか出来ず、強ければ立ち向うという選択肢が生まれる。
  弱ければ下を向く事しか出来ない時も、強ければ上を向いて歩ける。
  弱ければ諦めなければならない事でも、強ければ最後まで諦めず進む事が出来る。

  これは喧嘩の強さだけを言っているのではありません。
  強い心があれば、何事も前進できるという事です。
  その強い心を得るのが武道という道です。

【 修行の始まり 】
  強くなる為に稽古するだけが修行ではありません。
  「怪我したらどうしよう」「実戦・殴り合いとか怖い」そう迷われている今が修行の始まりなのです。
  ですから、水源流拳法では無理な勧誘などは致しません。
  まずは、自分で一歩を踏み出す。
  老若男女問わず、長年続く修行の第一歩目は自分で踏み出す。
  その心の強さ、覚悟を学び、会得する事が一番大切だと考えます。

【 稽古内容 】
  無理無謀な稽古は致しません。
  水源流拳法の稽古は、効果のある稽古を採用し、効果があまり見込めない古来の稽古方法は採用していません。
  また、創師宗家 永冨和幸 の長年のトレーナー経験から、効率的な稽古方法を編み出し、
  尚且つ、その人のレベルに合わせた稽古内容が指導出来るようになっています。
  武術を学ぶ訳ですから、怪我をする事も当然あります。
  しかし、先程も述べたようにその人のレベルに合わせて指導をしているので、その率は比較的低くなっています。
  ですから、老若男女問わず、どんな方も安心して稽古をする事が出来る。
  それが水源流拳法の稽古です。

【 実戦重視の流派 】
  飽くまでもスポーツではなく実戦で使える武術を追及している流派です。
  実戦と言っても、銃などには対応しておりません。
  現実は、映画やドラマとは違います。
  人間が対応出来る範囲の実戦の技を指導しております。
  希望者は他流派大会などにも参戦していますが、競技・スポーツで勝つ為の技術は一切指導しておりません。
  それこそ選手には反則技以外はルールも教えておりません。
  どこまでも実戦で使える武術、身を護る武術として存在するのが水源流拳法です。

【 万が一の護身術 】
  不景気になれば、犯罪が増加する傾向にあります。
  不安を煽る訳ではありませんが、『新しい生活様式』を求められる近年。
  これから犯罪は増加すると予想されます。
  もしかしたら、巻き込まれるかも知れない、巻き込まれないかも知れない。
  しかし、不幸にも万が一の事が起こってしまった後に後悔しても遅いのです。
  老若男女問わず、自分の身、大切な人の身を護れるだけの力があれば、
  万が一の時に “大難を小難に、小難を無難に” する事が出来ます。
  スポーツではない 《実戦で使える武術=護身術として使える武術》を伝授致します。

【 早く黒帯になりたい方 】
  早く黒帯になりたい方は水源流拳法には向いておりません。
  水源流拳法で黒帯になるには、現在最短でも六年二ヵ月かかっております。
  心身共に武道修練者となり、初めて黒帯になる事が出来、そこから本格的な修行が始まります。
  他流派では最短一年半で黒帯になれる流派も多くあります。
  そういう流派をお探し下さい。

【 体罰の捉え方 】
  ・人道的に道を踏み外すような行為をした場合
    「これではダメだ。人の道を踏み外す」と判断した場合、遠慮なく叩かせて頂きます。
    この御時世、それを体罰と呼ぶのでしょうが、誰かが覚悟を決めてその人間の人生に踏み込まねば、
    将来その小事が大事に至るからです。
    例えば、過去、「いじめが楽しい」「相手が殴られて逃げ回る姿が面白い」と言った拳士がいました。
    もう言葉ではどうにも出来ない状態です。
    そういう時には遠慮なくその身に覚えて頂きます。
    『暴力からは何も生まれない』という事です。
    人を傷付けるような人間ではなく、人を守り慈しめるような人間を世に輩出したいと思っております。

  ・稽古中何度注意しても危険行為に及び指示を聞かない場合
    スポーツ意識が強くなっている現代においても、本来武道の稽古とは危ないものです。
    一歩間違えば、大怪我をし、場合によっては死に至る事もあります。
    最悪の事態にならない為に最大限の注意を払って指導しておりますが、
    それでも指示を聞かない場合は稽古から出てもらいます。
    急を要する場合、どうしようもない場合は、命が亡くなってからでは遅いので叩かせてもらいます。
    
  時代錯誤の体罰と思われる方も多くいらっしゃると思います。
  人によってはこの文章を読み『○○○○〇スクールの再来』と思われる方もいらっしゃると思います。
  そういう行き過ぎた体罰ではなく、人格形成・修正時、どうしても必要な時があると水源流拳法では考えます。
  ただし、手を出した以上は、門下にいる間は最後まで誠心誠意、責任を持って指導させて頂きます。
  それが指導する者、人の人生に関わる者の責任と考えております。

【 武道・格闘技 未経験 】
  武道・格闘技未経験で入門した拳士が数多く門下にはいます。
  誰しも最初は未経験。
  未経験だからこそ、素直に水源流拳法の技が入っていき、飛躍的に強くなる事も出来ます。
  実際、武道・格闘技未経験でも入門から一年余りで有名流派の大会で入賞する拳士もおります。
  その拳士が特別強い、特別な才能があったという訳ではありません。
  ただ、ひたすら自分自身と向合い、そして真摯に武道と向合った結果です。
  特殊な厳しい修行をしなくても『強くなりたい!』という気持ちがあれば、人は強くなれる!
  それが水源流拳法です。

【 経験者 】
  他武術他流派経験者も多く入門しております。
  “百聞は一見に如かず” まずは見学・体験して下さい。
  その目で水源流拳法の技を見て、体験して下さい。
  経験者の方には実際に見て頂くのが一番理解してもらえると思います。
  ただし、現在、他武術他流派に所属されている方は、自身の師匠の許可を得てからにして下さい。
  飽くまでも武道。
  第一歩目から礼を欠き、不義理をするよう心であるならば、強くなれるものもなれません。

【 出稽古 】
  他武術・他流派の門弟の出稽古、歓迎致します。
  水源流拳法では “武術・流派は違えど道は同じ” と考えております。
  ただし、出稽古に来られる時には、必ず自身の師匠に許可を得てから御越し下さい。
  道を求める者達がお互い切磋琢磨出来るような流派、それが水源流拳法です。

【 もっと知りたい方へ 】
  最後まで読んで頂き有難う御座います。
  「まだもっと知りたい!」という方は、2009年水源流拳法を創立して以来、365日毎日ブログを更新しております。
  創師宗家 永冨和幸 の考え方、日々の稽古の様子、たまにしょうもないプライベートな事などを綴っております。
  そこで水源流拳法の考えや稽古の様子、私の人柄などを知って頂けるかと思います。
  下にリンクを貼付けておきますので、お時間ありましたら、御一読頂けましたら幸甚です。
  後、2020年2月FMひらかたに 創師宗家 永冨和幸 がゲスト出演したO.A.音声もあります。
  インタビューを受けて、水源流拳法の成立ちやその思いを話しております。
  こちらも同じく下にリンクを貼付けていますので、宜しければ合わせてお聞き頂きましたら幸甚です。押忍